朝ドラ「ちむどんどん」見ていると、比嘉家が住んでいる家には外から部屋が丸見えなのに気がつきます。
沖縄の古民家の間取りが気になります。
ドラマの舞台は「やんばる」と言うところなんですが、撮影場所についても調べてみました。
ちむどんどんの沖縄古民家に窓がない?
朝ドラの「ちむどんどん」を見ていると主人公の比嘉家の家に窓がなくて部屋の中が丸見えなのが気にります。
沖縄の家は、みんなちむどんどんの家みたいな作りなんでしょうか?
ちむどんどんの家は古民家
ちむどんどんでは、撮影に沖縄の古民家を使っているそうです。
比嘉家が住む家は、沖縄に実在する古民家を借りて撮影するなど細部にもこだわりが詰まっている。「撮影スタッフが車から降りて、足を濡らしながら歩いて到達する場所にあります」と苦笑い。汗や泥にまみれながら妥協なく作り上げた物語がいよいよ動き出した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/04/15/kiji/20220414s00041000777000c.html
ということは、沖縄の古民家というのはドラマのように開放的な作りなんですね。

沖縄の古民家の特徴は、玄関というものがないこと。
だれでも、縁側から出入りするんです。
ここまで開放的だと、雨とか防げるんだろうか気になります。
台風来たらどうするんでしょうか?

沖縄の古民家は、縁側の上に大きく張り出したひさしが特徴なんですが、これを「雨端(アマハジ)」といいます。
じつは、この雨端のおかげで強い直射日光や雨が侵入するのを防いでいるんです。
古民家は見学できる?
朝ドラ「ちむどんどん」で使われているような沖縄の古民家は見学できます。
- 名称:国指定重要文化財 中村家住宅
- 住所:〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村大城106
- 最寄り駅:沖縄モノレール てだこ浦西駅から車で17分くらい
中村家住宅は、18世紀中頃に建てられたと言われています。
見学は10時~15時まで出来るようです。
ちむどんどん「やんばる」の撮影場所はどこ?
朝ドラ「ちむどんどん」の舞台は「山原村(やんばるむら)」となっています。
でも、実際には沖縄には山原村と言う地名はなく架空の地名のようです。
ただし「やんばる」というのは、沖縄本島北部を「やんばる」と昔から読んでいるようで世界遺産にも登録されるようです。
「やんばる」とされるエリアに明確な定義はなく、「やんばる国立公園」のある名護市より北の国頭村(くにがみそん)、大宜味村(おおぎみそん)、東村(ひがしそん)の3村を指すこともあれば、広義には名護市、今帰仁村(なきじんそんん)、本部町(もとぶちょう)、恩納村(おんなそん)、宜野座村(ぎのざそん)、金武町(きんちょう)まで含む例もあり、まちまちです。ただ、“自然が多く残っているエリア”であることは変わりなく、多くの沖縄県民の“やんばる”のイメージも同様です。
https://www.orionbeer.co.jp/story/yanbaru/
沖縄本島北部は、未だに自然が豊富なので世界遺産に登録されるんですね。
ちむどんどん沖縄の撮影場所は
ちむどんどんの沖縄での撮影場所についてまとめてみました。
シークワーサーの木
第1話でヒロインの暢子がシークワーサーの実を食べるシーンが有りました。
撮影場所は、沖縄県うるま市の宮城島(みやぎじま)にあるアクナ浜と言うところです。
ドラマで使われたシークワーサーの木は、撮影用に植えられたもののようです。
山原村を見渡す高台
ドラマで使われている山原村を見渡す丘のシーンでは、大宜味村(おおぎみそん)にある喜如嘉ヒンバ森が使われました。
景色の良いところですね。
比嘉家の外観
比嘉家の住んでいる古民家の外観は、東村(ひがしそん)にある「むいの宿」という古民家の一棟貸しをしている宿泊施設で撮影されました。
比嘉家での建物内の撮影は、渋谷のNHKスタジオ内のセットのようです。
比嘉家の畑
ドラマの中で出てくる比嘉家のさとうきび畑のシーンは、今帰仁村(なきじんそん)にある古宇利島(こうりじま)で撮影されています。
山原村のビーチ
ドラマの中で度々出てくる山原村のビーチのシーンは、今帰仁村(なきじんそん)にある赤墓ビーチで撮影されました。
山原高等学校
比嘉家の子どもたちが通った山原高校は、名護市嘉陽(かよう)にある美ら島自然学校で撮影されています。
美ら島自然学校は、もともとは名護市立嘉陽小学校でしたが2009年に閉校した跡地を利用しています。
まとめ
ちむどんどんの沖縄古民家の特徴は?やんばる撮影場所についても調べてみました。
ドラマを見ていると比嘉家の建物があまりにも開放的すぎるのが気になります。
調べていくと、沖縄に実在する古民家をモデルにしているようです。
沖縄の古民家の特徴は、玄関という概念がなく縁側から直接どの部屋にも入れるという開放的な作りのようです。
現存する古民家も見学できるようです。