BS時代劇「雲霧仁左衛門」で主役を演じている中井貴一さん。
2013年の初回放送からずっと主役の雲霧仁左衛門を演じているんです。
「雲霧仁左衛門」は、2023年はシーズン6になります。
中井貴一さんは、数々のドラマや映画で主役演じることが多い俳優で演技力が高く評価されていると思えます。
中井貴一さんの演技力は、どのように評価されているのか調べてみます。


中井貴一の演技力評価が高い理由は何?
中井貴一さんのプロフから確認してみます。
- 本名:中井貴一(なかい きいち)
- 誕生日:1961年9月18日(63歳)
- 出身地:東京都世田谷区
- 俳優デビュー:1981年映画「連合艦隊」で小田切正人を演じる
中井貴一さんは、俳優の佐田啓二さんを父親に持つけど高校時代にはテニスのコーチを目指しています。
父親の法要の際に映画監督の松林宗恵さんにスカウトされて俳優の道に入っています。
中井貴一の演技力の指標は?
まず中井貴一さんの受賞歴から見てみましょう。
- 1981年度
- 第5回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『連合艦隊』)
- 1983年度
- エランドール賞 新人賞
- 1989年度
- 第10回松尾芸能賞 優秀賞
- 1990年度
- 第15回おおさか映画祭 主演男優賞(『東京上空いらっしゃいませ』)
- 1994年度
- 第23回ベストドレッサー賞
- 第18回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(『四十七人の刺客』)
- 第19回報知映画賞 助演男優賞(『四十七人の刺客』)
- 第68回キネマ旬報賞 助演男優賞(『四十七人の刺客』)
- 1995年度
- 第19回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『マークスの山』)
- 1998年度
- 第20回ヨコハマ映画祭 主演男優賞(『ラブ・レター』、『愛を乞うひと』)
- 1999年度
- 第23回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『梟の城』)
- 2003年度
- 第16回日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞(『壬生義士伝』)
- 第27回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞(『壬生義士伝』)
- 2005年度
- 第29回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『亡国のイージス』)
- 2008年度
- 第18回橋田賞
- 2009年度
- 第2回東京ドラマアウォード 主演男優賞(『風のガーデン』)
- 2012年度
- 第75回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞(『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』)
- 2014年度
- 第38回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『柘榴坂の仇討』)
- 2018年度
- 第44回放送文化基金賞 演技賞(『娘の結婚』)
- 2019年度
- 第43回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『記憶にございません!』)
- 第44回報知映画賞 主演男優賞(『記憶にございません』)
- 第62回ブルーリボン賞 主演男優賞(『記憶にございません!』)
- 2020年度
- 紫綬褒章
- 2022年度
- 第32回日本映画批評家大賞 主演男優賞(『大河への道』)
中井貴一さんは、デビュー作の「連合艦隊」で新人俳優賞をとっているんですね。
受賞歴を振り返って見てみると、ほとんどが「主演男優賞」の受賞なんです。
しかもそれがずっと続いているというところが驚きです。
中井貴一の演技力の秘密は?
中井貴一さんは、記事執筆時点で61歳を超えています。
でも、いまだに脇役に回らずに主役を演じ続けているのが凄いです。
その秘密は何なんでしょうか?
中井貴一の転換点
中井貴一さんが40年以上も俳優を続けていて、いまだに主演を演じているのには役風への転換点があったという情報を見つけました。
もともと1980年代の「ふぞろいの林檎たち」シリーズなど、若手の頃から大ヒット作が多かった中井貴一の近年の大きな転換点になったのは、2012年から2014年にかけて放映された小泉今日子とのW主演作「最後から二番目の恋」だったと思います。
この辺りで中井貴一は、“枯れ”と“コメディ”をうまく融合させて“渋み”に昇華させました。
https://cinema.ne.jp/article/detail/50724?page=1
この情報によると、中井貴一さんは「渋み」を活かす路線に変更したことで現在も主演を演じていられるということのようです。
トラベルナースでの評価
2022年のドラマ「トラベルナース」では、岡田将生さんとW主演しています。
このドラマでも、中井貴一さんの演技力の評価は高いものでした。
- 行動に気づかない人があるほどのさりげない演技
- 凄みのある演技
- 表情で視聴者も騙せる演技
などなど様々な評価が出ていました。
中井貴一さんは、演じた九鬼静のキャラクターを完全に演じきっていたようです。
中井貴一は時代劇もこなせる
今では、民法ではレギュラー時代劇というものがなくなってしまいました。
現在放送中の「雲霧仁左衛門」もNHKの時代劇です。
中井貴一さんは、「壬生義士伝(2003年)」「次郎長三國志(2008年)」「天地明察(2012年)」「柘榴坂の仇討(2014年)」「花戦さ(2017年)」「大河への道(2022年)」「雲霧仁左衛門6(2023年)」と数多くの時代劇にも出演しています。
これら以外にも大河ドラマでは、「武田信玄(1988年)」「八代将軍吉宗(1995年)」「武蔵(2003年)」「義経(2005年)」「平清盛(2012年)」とかなりの大河ドラマの時代劇に出演しています。
中井貴一の演技力はその経歴が全てを語る
中井貴一さんの演技力の高さは、圧倒的な出演作品の多さと主演歴の多さがすべてを物語っていると言えます。
中井貴一さんの演技力が評価されていないとしたら、いまだに主演で出演するなどありえないでしょう。
そして主演男優賞の受賞の多さも、そのことを裏付けていると言えます。
中井貴一の演技が下手や上手いという声は?
中井貴一さんの演技について、ネット上ではどういう評価が出ているのでしょうか?
いくつか拾って見てみましょう。
中井貴一の演技は下手という声
中井貴一さんの演技が下手という声については、探してみても見つかりませんでした。
さすが、ここまでとは予想していなかったので驚きました。
中井貴一の演技は上手いという声
それでは、中井貴一さんの演技が上手いという声をいくつか見てみましょう。
なるべく色々な作品での中井貴一さんの評価を拾ってみました。
どの作品でも、中井貴一さんの役になりきっている姿や凄みのある演技や細やかな表情の変化といった演技の幅や演技力の高さが評価されているのがわかります。
中井貴一の演技力評価が高い理由のまとめ
中井貴一の演技力評価が高い理由は?下手や上手いという声についても調べてみました。
デビューから40年以上経つのに、いまだに主演を演じている中井貴一さんの演技力の評価の高さを感じます。
出演した作品数も凄いし主演した作品もすごい上に、主演男優賞の受賞数も凄い。
もはや、中井貴一さんの演技力はツッコミどころもない安定感と言えそうです。