真冬の山形で3時間待ちも当たり前の行列のできるラーメン店が、1月5日放送の情熱大陸で紹介されました。
この行列のできるラーメン店は「琴平荘」というラーメン店。
冬季の10月1日から翌年5月31日の期間限定で営業しています。
情熱大陸では、「琴平荘」の店主の掛神さんのラーメンに掛ける想いを伝えていました。
情熱大陸1月5日放送の山形のラーメン店「琴平荘」の場所
中華そば処 琴平荘 (こんぴらそう)
- 住所:山形県鶴岡市三瀬己381-46 旅館琴平荘
- 電話:0235-73-3230
- 営業時間:11:00~14:00
- 通常:10月1日から翌年5月31日まで冬期間のみ営業(日曜営業)
- 定休日:木曜日(10月~5月までの営業)
店までのアクセスは
- JR羽越本線「三瀬駅」より15分 駅を出て、海のほう(左)へ・・・
- 鶴岡駅より車で30分程度
- 三瀬ICより車で約5分
- 三瀬駅から1,252m
行列のできるラーメン店「琴平荘」の一番人気は、醤油ラーメン750円です。
山形の行列のできるラーメン店「琴平荘」は旅館だった
山形の行列ができるラーメン店の店主は、掛神淳(かけがみあつし)さん。
掛神さんは、祖母が経営していた民宿を引き継いで、旅館として営業をしていました。
本業の旅館業があまり芳しくなくなってきて、閑散期は中々経営が厳しい状況の中、掛神さんは集客する方法として、「ラーメン」店の立ち上げを計画しました。
掛神さんは、人気のラーメン店での修行などはせずに、自分で全国のラーメン店を食べ歩いて、自分自身の味を独学で生み出しました。
掛神さんの経営するラーメン店「琴平荘」は、本業の閑散期の11月~3月の間の期間限定営業でしたが、掛神さんの醤油ラーメンが口コミであっという間に全国に知れ渡るほどの、人気店になっています。
今では、連日行列のできるラーメン店となった「琴平荘」は、お客様の要望を受け入れて、10月~5月までの営業に変わっています。
食べるのが大広間で、待合室は大広間というのは旅館らしい。
旅館の方は2018年の地震で被害が大きくて、今は営業はしていないんですね。
山形の行列のできるラーメン店「琴平荘」が冬季限定の理由
もともとは、本業の旅館琴平荘の閑散期の対策で始まったラーメン店「琴平荘」です。
でも、実際は6月〜9月末はスープの要となる「トビウオの焼き干し」を作るため休業しています。
この地方のトビウオの旬は、6月~8月なんです。
トビウオは地元の市場で仕入れてから、下ごしらえを施します。
その後、夏の間に天日干しをしてから焼きまで行います。
メンマも、乾燥メンマを仕入れてから、1週間かけて仕込みます。
このような、手間ひまかけて仕込んで期間限定で営業するのは、店主の掛神さんのお客様に美味しいラーメンを食べてもらいたいという想いだと思います。
山形の行列のできるラーメン店「琴平荘」のこだわり
「琴平荘」の店内は、旅館の大広間なんです。
麺からスープまで、店主の掛神さんのこだわりが詰まっています。
自家製めん、自家製チャーシュー、自家製メンマ、自家製スープ。
平均150gの麺を、240gも出すこだわり。
営業時間の終わる14時までに入店したお客様が帰るまで、しっかり提供しています。
定休日の木曜は、今でも評判のラーメン店に食べに行って、勉強を欠かさない。
休日の食べ歩きは、結構遠くまで行くことも惜しまないガッツが、こだわりなんですね。
情熱大陸 1/5放送の琴平荘のまとめ
厳しい冬の山形で、連日行列ができるラーメン店「琴平荘」を生み出した、店主の掛神さんのラーメンに込める一途な思いが伝わってくるような、番組でした。
いつも、物作りに情熱をかける人を追っている「情熱大陸」ならではのお話で、冬季限定営業の「琴平荘」に、ラーメン食べに行きたくなりました。