3月上旬からほとんどの公立学校が臨時休校になります。
学校が休みになった場合、子どもたちはいつもどおりに遊べるのかと言えば、自宅待機が原則であるので、楽しい場所へのお出かけも難しいですね。
もっとも、ディズニーなどのテーマパークもお休みですしね。
そこで、臨時休校時の自宅待機の過ごし方や、学校や学童保育の状況などについて、調べてみました。
臨時休校で自宅待機の過ごし方
コロナウィルスの感染拡大で取られた今回の処置は、集団生活の環境下で児童への感染を防ぐことが大きな目的となっています。
この目的を見失わないように、対応していかないといけません。
ここでは、次のことについて書いています。
- 自宅待機の意味
- 自宅待機の過ごし方
- 臨時休校しない所
自宅待機の意味
自宅待機とは、不要不急な外出を避けるということです。
できるだけ第3者との接触を避けて、感染のリスクを減らします。
自宅待機の過ごし方
いちばん大事なのは、学習の遅れが生じないような工夫が必要なことです。
でも、勉強ばかりだと飽きが生じます。
子供にとって楽しいことも体験させないといけません。
学校では体験できない、体験学習をする機会でもあります。
少数であれば、友だちと遊ぶということも大事な経験でもあります。
感染予防を念頭に置いて、大勢の人が集まるようなとこへの外出は控えます。
臨時休校で自宅待機になりましたが、感染予防に着目した自宅待機の過ごし方を別の記事で書きました。
臨時休校しない所
神奈川県内では臨時休校を実施しない市町村は、無いです。
また、市町村によっては家庭で見ることが難しい場合に、学校での受け入れを検討しているところもあります。
また、臨時休業の場合は先生は出勤していて、校庭を開放しているところもあります。
いずれのケースに置いても、感染予防には細心の注意が必要です。
川崎市では、共働き家庭など留守家庭の児童、特に低学年児童など留守番をすることが難しい場合等、やむを得ない特別な事情がある児童生徒に対し、学校の教育活動とは別に「児童生徒の居場所」を学校に設けます。
横浜市では、小学校低学年の児童や個別支援学級、特別支援学校の児童生徒については、仕事の事情によって家庭での子どもの世話が難しい場合には、学校で受け入れます。
藤沢市では、特別支援学校、特別支援学級に在籍する児童生徒で
保護者が仕事を休めず、かつ事業者等での預かりが難しい、自宅においてひとりで過ごせない児童生徒に 対応するため、保護者等の送迎が可能な場合、学校を居場所として開設します。
学校や学童保育は
神奈川県内の学校の受け入れや、学童保育での対応はどうなっているのでしょうか?
学校での受け入れ方
共働き家庭など留守家庭の児童、特に低学年児童など留守番をすることが難しい場合等、やむを得ない特別な事情がある児童生徒については、学校で受け入れを検討している市町村があります。
神奈川県内の各市町村の対応については、別の記事で書いています。
学童保育の受け入れ
学童保育とは、主に日中保護者が家庭にいない小学生児童(学童)に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業のことです。
国では、この学童保育の運営時間を朝から利用できるように協力要請しています。
また、指導員の手当や学校教員が指導員になれるように支援する方向です。
神奈川県内の学童保育の事業所は、こちらから見ることが出来ます。
まとめ
国の要請により3月上旬から公立学校が臨時休校になります。
そのために、児童は自宅待機となります。
児童が自宅待機する場合の対応の仕方は、あくまでも「感染防止」大原則です。
また、自宅での対応が難しい場合に対して、神奈川県内の各市町村でも対応を検討しています。
また、国では学童保育の活用を推奨しています。