売れっ子女優の有村架純さん。
映画「るろうに剣心」の最終章で、緋村剣心の妻だった雪代巴(ゆきしろ・ともえ)を演じることが決まった有村架純さん。
ところが有村架純さんの演技力について、「演技力がない」とか「演技が下手すぎ」と一部では酷評されています。
有村架純さんが酷評されるのは、過去のあのドラマ出演が関与しているのでは?
ということで調べましたよ。
有村架純に演技下手すぎの噂?
有村架純(31歳)さんは、この夏公開の映画「るろうに剣心」への出演が決まるなど、女優としての勢いは本物です。
それでも有村架純さんの演技が酷評される理由は、一体何なのか調べてみました。
その結果、ある事実にぶつかりました。
有村架純さんの演技が下手と言われる理由について以下の視点で書いています。
- 月9史上ワーストを記録
- 高畑充希と比べてみる
- 演技力の逸話が?
月9史上ワーストを記録
2016年の「月9」ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で主演を演じた有村架純さん。
このドラマは、第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞など賞を受賞するほどの良い作品だったのですが、視聴率は極貧でした。
ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の視聴率は
初回ですら11.9%
平均9.7%
当時の月9史上最低の視聴率を記録してしまったんです。
視聴率が低迷した責務は、当然主演の有村架純さんに向かいました。
その結果が、有村架純さんの「演技力がない」とか「演技が下手すぎ」という演技力への酷評へと矛先が向かってしまったようです。
高畑充希と比べてみる
「月9」ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純さんと共演した
高畑充希(32歳)さんの演技力は、有村架純さんとは対象的に高く評価されていました。
高畑充希さんの演技力が高く評価されることで、余計に有村架純さんの演技力への酷評が高まってしまったという流れが起きたんだと思います。
要は、視聴率低迷の犯人探しみたいなものですね。
演技力の逸話が?
演技力を酷評されている有村架純さんですが、実は有村架純さんの演技力関する逸話が有りました。
有村架純さんは、ジブリ映画「思い出のマーニー」で主演のマーニーの声を担当しています。
これって、有村架純さんの演技力の高さを表していると思いませんか?
マーニーと杏奈の声は300人が応募して3日間かけてオーディションされたんです。
その時に、最初にマーニーの声として選ばれたのが、有村架純さんでした。
当時有村架純さんはすでに「あまちゃん」で大ブレイクしていたんですが、オーディションで有村架純さんを選んだ監督とプロデユーサーは、有村架純さんがそんな女優だとは知らなかったということです。
この有村架純さんの演技力に課する逸話はすごいと思いません?
この時点で、有村架純さんに演技力がないというのは、間違いだと気づきますよね。
自分の演技を変化させた結果?
有村架純さんがデビューするキッカケは、家で未定ただラマの女優の演技について「自分ならこう演じる」という演技への想いが原動力になったそうです。
有村架純さんの「自分ならこう演じる」と思う演技への探究心は、決して「演技力がない」とはつながらないと思います。
有村架純さんが自分の演技を変化させたことについて以下の視点で書いています。
- 演技が変わった作品は?
- 演技力評価の変化が?
演技が変わった作品は?
有村架純さんは、2013年の朝ドラ「あまちゃん」で天野春子の若い頃の役を担当しました。
このときに、知り合いのカメラマンから「覚悟が足りないんじゃないの?」と言われたそうです。
この時有村架純さんは、自分の演技への気持ちの甘さを見透かされたと感じたそうです。
そこで、有村架純さんは「自分ならこう演じる」という思いを形に変えるべく「何かを変えなければ」「このままではいけない」と自分自身で意識を変えたそうです。
その結果が「あまちゃん」でのブレイクに繋がったと思えます。
演技力評価の変化が?
有村架純さんは
- ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2014ジャパン部門 最優秀女優賞
- 2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞・フィルム部門 演技賞
- 第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞
- 第40回エランドール賞新人賞
- 第58回ブルーリボン賞主演女優賞
- 第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞新人賞
と、数々の賞を手中に収めています。
少なくとも、これだけの賞を受賞している有村架純さんの演技は「演技力がない」とか「演技が下手すぎ」と言われるレベルではないということは確かです。
有村架純の演技力評価が上がった理由
有村架純さんは自ら演技を変化させることで演技への評価が上がってきています。
演技が上手いと言われる理由
有村架純さんは、数々の作品で高い演技力を発揮しています。
彼女の演技が上手いと言われる理由を以下に示します。
- 安定感: どの作品にも通底する不可変の「安定感」があります。観る側の感情を増幅させ、役と役者のオーバーラップを生み出します。
- 賞を受賞: 出演作『ビリギャル』や『ストロボ・エッジ』では熱演が光り、『第58回ブルーリボン賞 主演女優賞』などを受賞しています。
演技力評価が上がった理由
有村架純さんは、特定の作品で高い評価を受けています。
- 『どうする家康』: 家康の妻・瀬名役を務め、最期まで家康を支え続ける重要な役どころを好演しました。
特に、家康との別れのシーンは感動的で、有村さんの演技力が光りました。
演技の特徴の変化
有村架純さんの演技には次の特徴があります。
- 清純派の役柄: デビュー当時から清純派や落ち着いた役柄を演じており、「どの役も同じ」との声がありました。しかし、最近は幅広い役柄に挑戦しています。
- 声が小さい: 落ち着いた役や清純な役を演じているため、声が小さい印象を受けることがあります。
- 作り笑顔: 作り笑顔だと感じる人もいますが、彼女の笑顔は可愛いと評価されていることもあります。
今後の演技の伸びしろ
有村架純さんは既に国民的女優として活躍していますが、さらなる幅広い役柄への挑戦や感情表現の向上など、今後の成長が期待されています。
まとめ
有村架純さんの演技が一部で「演技力がない」とか「演技が下手すぎ」と酷評されていることについて調べました。
- 有村架純さんは、人の演技を見て「自分ならこう演じる」という想いを持って女優になっています。
- 知り合いのカメラマンから「覚悟が足りないんじゃないの?」と言われた有村架純さんは、自分の演技を見直しています。
- 有村架純さんが数々の賞を受賞していることが、演技が下手という理由にはならない。
これらの事実から、有村架純さんの演技は酷評される理由が思いつきませんでした。
有村架純さんがああまりにも普通に見えるのに人気がある理由について、別の記事で書いています。
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