米倉涼子 舞台シカゴの評価や酷評と言われるわけとは?

米倉涼子
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大物の演技派女優といえば誰しもが知る「米倉涼子」さんでしょう。

また、テレビ界でも「視聴率女王」として知られています。

 

そんな米倉涼子さんは、ミュージカル「シカゴ」にも出演していました。

ミュージカル「シカゴ」といえば、世界各国で公演されている人気のブロードウェイミュージカルです。

 

米倉涼子さんは、ミュージカルの本場ニューヨークでも「シカゴ』の舞台に立ち、日本はもとより世界中の話題となりました。

 

そんなミュージカル「シカゴ」は、2019年に米倉涼子主演で日本公演が行われました。

 

すでに演技派女優として名の通っている米倉涼子さんですが、ミュージカル「シカゴ」でも評価が高い一方で酷評も受けています。

 

そこで、米倉涼子さんのミュージカル「シカゴ」の評価について、振り返って見て酷評された理由について調べてみました。

シカゴが酷評と言われるわけとは?

ミュージカル「シカゴ」は初演から22年ものロングランミュージカルで、世界36か国・500都市以上・12言語で上演されています。

 

米倉涼子さんは、2012年と2017年にブロードウェイで出演していて、2019年の日本公演にも出演しました。

 

米倉涼子さんは、3度ともロキシーハート役に抜擢されていますが、この評価が一部ではとても悪いんです。

 

具体的にどういう風に酷評されているかといえば

  • ダンスが下手、本場と比べると差は明らか。
  • 演技以前に英語の発音の悪さが目立って、何を言っているのか分からない。
  • 普通は、オーディションをして役を決めるものなのに、なんでこの人はオーディションしないで主演なの?

かなり厳しい評価ですね。

 

米倉涼子さんの言葉の問題については、放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんが話していたことが参考になると思います。

「日本では役者ひとりがハリウッド進出すると大々的に報じられますが、

アメリカでは日本人のハリウッド進出は“現象化”しているわけではないんです。

現地在住の“日系人”のほうが扱いやすい部分もありますからね。

どんなに頑張っても、演技以前に発音の悪さと、

イントネーションの不自然さが耳についてしまうんです。

何を言ってるかまったくわからないと、興ざめですよね。

そうなると、発音に不安のない日系人のほうが安心。

渡航費も、ビザの問題もクリアですからね」

米倉涼子さんも、若い頃から海外に拠点を移して、海外生活が長いのならこうした問題にはならなかったと思います。

 

純粋に「シカゴ」を楽しみにしていたファン層から見れば興ざめだったのかもしれませんね

 

その一方で米倉涼子さんの「視聴率女王」の肩書を生かして、「米倉涼子さんが出ているから『シカゴ』見てみようかな」という日本人客の取り込みに使われたのかもという説もあります。

シカゴの評価は?

米倉涼子さんの「シカゴ」には厳しい評価も多いですが、彼女がブロードウェイミュージカルに出演したという期待値の大きさの裏返しとも言えるでしょう。

 

米倉涼子さんは、クラシックバレエの経験があったとは言え、ミュージカルの経験は希薄でした。

その上、英語圏の作品ということでなれない英語で演じているわけで、役者として養護するわけではないですが、本場のミュージカル女優の中での演技は見劣りがあっても仕方ないでしょう。

 

でも2012年と2017年と2度もブロードウェイのステージに立つということは、米倉涼子さんは興行的に失敗はないという判断があったっことは間違いないでしょう。

 

つまり、現地での評価は日本人が評価しているよりも高いと思って間違いないでしょう。

 

米倉涼子さんの英語力については、別の見方もありました。

米倉涼子さんの発音も、やはり欧米の演者と比べると、どうしても日本語英語に聞こえてしまうの部分が正直なところ少しありました。

しかし、英語での「ジョークの間」などは完璧で、会場からもジョークを言うたびに笑いが起きていました。

また、「ロキシー」役の設定上、地方の方言訛りのセリフがあったりするのですが、そのあたりをバッチリと演出されていて、今回の公演にあたって、並大抵ではない努力とレッスンをされたのではないかと感じました。

やはり、ミュージカル「シカゴ」の主役を取るというのは、並大抵のことではないということは確かですね。

米倉涼子さんの自己評価は?

米倉涼子さんは、ブロードウェイで「シカゴ」を見て、日本語版の「シカゴ」の主演を勝ち取ったこ友評価された上で、2012年のブロードウェイでの出演につながっています。

 

2012年の舞台では、自分の持っている力を全力で出し切る姿が評価されて2017年の2度めのブロードウェイにつながっているはずです。

 

2017年の出演の前に『A-Studio』に出演した際に、司会の笑福亭鶴瓶さんから「ドラマも当たる、ブロードウェイでもやる、自分が凄いところにいるという実感はないの?」と聞かれた時の米倉涼子さんの答えはあくまでもサバサバしていました。

 

「全くないんですよね、どっちかっていうと落ちぶれているっていうか、それはラッキーなんですよ。」

「こんな偉そうに見えて、中身が空っぽなんですよ。だから助けてもらえるんですよ」

と答える米倉涼子さんからは、謙虚な姿勢が伺えました

まとめ

米倉涼子さんのミュージカル「シカゴ」について

  • 米倉涼子さんの「シカゴ」については、英語力への酷評が多い。
  • 逆に、真剣に取り組んだことへの評価も多い。
  • 最初のステージでの取り組み姿勢が2度めのステージにつながっている。

という事がわかりました。

 

少なくとも、演技派の女優と言われている米倉涼子さんだけに、ミュージカルにおいても相応の努力と苦労で取り組んだことは容易に想像できました。

 

 

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