10月28日の夕方にバイクとの接触事故を起こして一時逃走した伊藤健太郎さんは29日に逮捕されました。
人気俳優の伊藤健太郎さんが逮捕となると、気になるのは勾留期間や釈放がいつなのかということ。
そこで、伊藤健太郎さんの場合の勾留期間や釈放時期について調べてみました。
※伊藤健太郎さんは30日午後に釈放されました。
ひき逃げとは
伊藤健太郎さんは、28日の夕方に渋谷区内の交差点でUターンした際に直進してきたオートバイと接触してオートバイが転倒して乗っていた男女二人に重軽傷を負わせました。
ここまでなら、大した事件にはならなかったと思いますが、伊藤健太郎さんは接触事故後にそのまま逃走してしまったと言います。
実際には、数分後に戻ってきてはいますが一時逃走した事実は残ります。
「ひき逃げ」とよく言われますが、法律上は「ひき逃げ罪」というものは定義されていません。
一般的には
- 人身事故を起こして相手にけがをさせた場合には「過失運転致傷罪」が適用。
- 事故に遭ってけがをした人を助けなかった場合には「救護義務違反」が適用。
これら2つの罪がセットになる場合には、通称「ひき逃げ」と言われます。
これら2つの罪状において
- 「過失運転致傷罪」の場合は、7年以下の懲役または100万円以下の罰金。
- 「救護義務違反」の場合は、10年以下の懲役、または100万円以下の罰金。
というように「ひき逃げ」そのものは「悪質」と判断されるようです。
ただし、伊藤健太郎さんは一旦は逃走するもののすぐに戻ってきているので、証拠隠滅など悪質な行為はしていないために、「ひき逃げ」の中でも悪質さは薄いと見られています。
勾留期間はどのくらい?
伊藤健太郎さんは事故後、一旦は自宅に戻り翌日に逮捕されています。
その点でも、現場の警察官は悪質性はないと判断したんだと思います。
警察は、現場検証や目撃証言などから「ひき逃げ」に該当するものとして、29日に伊藤健太郎さんに任意出頭を求めて、伊藤健太郎さんが罪状を認めたので逮捕されたという流れですね。
伊藤健太郎さんは、本日30日には書類送検されて東京湾岸署から警視庁に移送されると思われます。
その後取り調べということになると見られています。
問題は、そのまま身柄拘束が必要かどうかという判断になると思われます。
- 検察官が身柄拘束の必要性を判断する。
- 身柄拘束の必要があると判断すれば裁判所に勾留請求の申請をする。
- 裁判所が必要性を判断する。
という流れになるそうです。
伊藤健太郎さんの場合は
- 本人が罪状を認めている。
- 有名人のために逃亡の恐れがない。
- 相手が死亡や重症ではなく、ひき逃げ事件としては軽い部類。
などの理由により、勾留申請がされないのではという声が多いです。
釈放はいつ?
伊藤健太郎さんを取調べする検察官が勾留申請の必要がないと判断すれば、早ければ31日にも釈放されるものと見られています。
伊藤健太郎さんは、30日午後に東京湾岸署から釈放されました。
その際、伊藤健太郎さんは
「この度は自分が起こしてしまった事故のせいで、ご迷惑をお掛けしてしまったことを深く反省しています。申し訳ございませんでした」
と発表しました。
釈放後は?
伊藤健太郎さんは「ひき逃げ事件」としては軽い方と見られているので、起訴されて刑事裁判に発展する可能性は少ないと見られます。
伊藤健太郎さんは、釈放後は任意で操作を受ける予定だそうです。
でも被害者側から慰謝料などの民事控訴される可能性もありえます。
今後の芸能界復帰はどうなるかと言うと、ある程度のみそぎ期間は必要かと思われます。
みそぎ期間がどのくらいになるのかと言うと、このへんはファンの反応や制作会社の以降や事務所の力関係など複雑な要因が絡むのでなんとも言えないところですね。
まとめ
伊藤健太郎逮捕で勾留期間や釈放はいつについて調べました。
- 「ひき逃げ」というのは、「過失運転致傷罪」と「救護義務違反」のセットの通称。
- 一旦は逃走するものの数分後には戻っていて、悪質性は薄い。
- 勾留申請はされないと見られる。
伊藤健太郎さんは、社会的認知度や悪質性が薄いなどの理由により勾留申請がなされずに、31日には釈放されると読んでいます。
ただ、釈放されたあとの伊藤健太郎さんの見せる姿勢によって芸能界復帰の時期が変動することは予想されます。
なるべく早い復帰が望まれます。