朝ドラ「舞いあがれ」でヒロインの母親役を演じる永作博美さん。
母親役となればヒロインの幼少期からずっとになるので演じる幅も広い。
永作博美さんが、ヒロインの母親役を演じることになったのは演技力の評価が高いのではと感じます。
そのへんの評価について調べてみました。
永作博美の演技は上手いの下手なの?
永作博美さんは、そもそもどういう経歴を持っているのか調べてみましょう。
永作博美の人物像は?
- 本名:内藤博美(ないとう ひろみ)
- 誕生日:1970年10月14日(54歳)
- 出身地:茨城県行方市
- 活動開始:1989年
- 事務所:田辺エージェンシー
永作博美さんは、1989年にアイドルグループ「ribbon」を結成して、松野有里巳さん佐藤愛子さんの3人で歌手活動を始めました。
最近は女優をしながら歌手活動を始める人が多いようですが、歌手から芸能活動を始めているんですね。
永作博美さんは、1994年にドラマ「陽のあたる場所」で女優デビューしています。
女優歴も長く、受賞歴も主演女優賞だけでも10賞近く受賞しています
永作博美は演技が下手?
永作博美さんは数々の受賞歴があるので、演技が下手という声はそんなにないと思いますが一応探してみました。
ちょっと探してみましたが、永作博美さんの演技が下手という声は中々見つかりません。
これらの声について考えてみると、見る側が役に対して抱いているイメージとのズレや、脚本上わざと棒読みみたいにさせている可能性も考えられますね。
それは、裏を返せば永作博美さんの演技力の高さを示すものかもしれないですね。
永作博美は演技が上手い?
次に、永作博美さんの演技の上手さについてはどういう点を評価しているのか見てみましょう。
少し見てみましょう。

疲れて悩んでよそ行きの笑顔のままボーっとしているところとか、薄暗い台所で洗い物しながら涙するシーンなど、ものすごくリアルで驚きました。ぶちまけたネジを集めている時も心ここにあらずな感じで、今にも倒れそうで真剣に心配してしまいました。

始業式からずっと学校に行けてなくて学校に馴染めるか心配している娘との会話がすごく良かったです。同じくらい心配しているけれど、子供が安心するように笑顔で元気をあげるお母さんがリアルです。なんとなく言い訳をつけて一緒に学校まで行くのも優しくていいなーと思いました。

永作さんの子供を見つめる視線がとても好きです。目の前の子供を食べちゃいたいと思うほどかわいいって思っているのが伝わってきます。そんなところが大事に大事にしてしまっていためぐみと通じているのでしょう。分かるなーと思うところ連発で見入ってしまいます。

いつも子供に向ける笑顔がとても優しくていいお母さんだなと見ていましたが、五島に降り立ち母の顔を見たら急に子供の顔になりましたね。スカートを握りしめながらお母さんに挨拶する場面では緊張がすごく伝わってきて今までの溝の深さが見えました。一瞬で感じさせる演技が素晴らしいと思いました。
※引用元:https://dramafam.jp/maiagare/%E6%B0%B8%E4%BD%9C%E5%8D%9A%E7%BE%8E/
これらの声で共通しているのは、永作博美さんが演じている母親役がリアルな母親の視点だということだと感じます。
見ている側にリアルな母親と錯覚を与えかねないほど、永作博美さんの演技は上手いということですね。
永作博美の演技評価はどう?
永作博美さんの演技力はどのように評価されているのかも気になります。
永作博美の受賞歴
永作博美さんの演技力の評価がどれだけなのかというのは、受賞歴を見ればよく分かると思います。
永作博美さんの受賞歴は
- 1996年度
- 第11回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『ひとり暮らし』)
- 1999年度
- 第21回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『週末婚』)
- 2006年度
- 第21回高崎映画祭 最優秀助演女優賞(『好きだ、』)
- 2007年度
- 第17回日本映画批評家大賞 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 第50回ブルーリボン賞 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 第81回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 第29回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 第32回報知映画賞 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 第12回日本インターネット映画大賞 助演女優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)
- 2010年度
- 第13回カリフォルニア・インディペンデント映画祭 最優秀女優賞(『脇役物語』)
- 第20回日本映画批評家大賞 主演女優賞(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』)
- 2011年度
- 第35回山路ふみ子映画賞 女優賞(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』)
- 第3回TAMA映画賞 最優秀女優賞(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、『八日目の蝉』)
- 第66回毎日映画コンクール 女優助演賞(『八日目の蝉』)
- 第85回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(『八日目の蝉』)
- 第54回ブルーリボン賞 主演女優賞(『八日目の蝉』)
- 第36回報知映画賞 主演女優賞(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、『八日目の蝉』)
- 第16回日本インターネット映画大賞 主演女優賞(『八日目の蝉』)
- 第35回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『八日目の蝉』)
- 2015年度
- 第17回台北映画祭 最優秀主演女優賞(『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』)
- 2020年度
- 第44回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『朝が来る』)
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%BD%9C%E5%8D%9A%E7%BE%8E
永作博美さんの受賞歴を見ると「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(6賞)」「酔いがさめたら、うちに帰ろう。(4賞)」「八日目の蝉(6賞)」で多くの賞を受賞しているのがわかりますね。
「八日目の蝉」での永作博美の評価
2011年4月29日公開の映画「八日目の蝉」で井上真央さんとW主演をした永作博美さん。
映画の中では、不倫相手の子供を誘拐して4年間我が子として育てるという難しい役を演じました。
不倫相手の子を誘拐してまで母親になりたかったという役を演じた永作博美さんは、どのように評価されているんでしょうか?
どの声でも、永作博美さんの演技が圧倒的という声ですよね。
見てる側の感情まで揺さぶってくるなんて、多くの賞を受賞するだけのことはあります。
八日目の蝉の予告編はこちら
永作博美の演技評価のまとめ
永作博美の演技評価は上手いの下手なの?について調べてみました。
演技力に定評があり数多くの賞を受賞している永作博美さん。
朝ドラ「舞いあがれ」で、ヒロインの母親役を演じています。
永作博美さんは母親役を演じさせると、見る側の感情を揺さぶるほどリアルな母親を演じられると言われています。
今回の抜擢は、永作博美さんの演技力が高く評価されてのことだと感じます。