ミルクボーイのコーンフレークネタ大旋風!

ミルクボーイ
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M-1グランプリ2019で優勝したミルクボーイが用意したネタが「コーンフレーク」

ネタの中身自体面白いんだけど、既存の商品「コーンフレーク」をかなりこき下ろしたにもかかわらず、メーカーの対応が神だったというオチまで付いています。

しかも、ほとんどマイナー食品だった「コーンフレーク」がバカ売れしちゃったというのがスゴイです。

そんな、ミルクボーイの「コーンフレーク」ネタについて考えてみました。

ミルクボーイとコーンフレークがイマイチだっからバカウケ

ミルクボーイと言う芸人は、関東ではそれほど知れてなかったと思います。

関西では、ボケ担当の駒場さんが「やすとものどこいこ」のレギュラー出演していたので、それなりに知っている人は居たと思います。

そんなミルクボーイが、M-1グランプリ2019決勝のファイナルで使ったネタが「コーンフレーク」なんですね。

そう、子供の時に誰しもが食べたことがある「コーンフレーク」です。

「コーンフレーク」といえば、ケロッグのロングセラーの商品で、今でも売っている商品。

でも、大人になるとダイエットを気にしているとか、なにか理由がないと食べることが無くなってしまう。

今回ミルクボーイが、ネタとして「コーンフレーク」を選んだのは、偶然とは言えものすごく良いところを突いてきたと思うんです。

あまり知られていない芸人のミルクボーイと、知ってはいるけど忘れてしまっているコーンフレークと言う組み合わせ。

これが、もし売れている芸人だったら

誰しもが普通に食べている食材だったら

おそらくこんな社会現象的なブレイクにはならなかったんじゃないのかな?

コーンフレークだからこそ、「おかんが思い出せない」といネタとして生きてくるんですよね。

だって、おかんが普通に食べてる食材として「お米」選んだとしたら、「おかんが忘れるはずない」となって、ネタとしての面白みがなくなると思いません?

あまり知られていない芸人のミルクボーイが、なんとなく知っている食材の「コーンフレーク」を題材に選んだことが、今回のバカ受けになった理由だと思うんです。

そういう意味では、ミルクボーイのネタ選びのセンスは絶妙と言えます。

 

ミルクボーイのコンフレークがどんだけ面白いか、おさらいしてみましょう。

コーンフレークはバカにされたのにバカ売れ

ミルクボーイの「コーンフレーク」を聞き直してみてもわかりますけど、かなり馬鹿にしています。

まぁ、ネタだから面白くしないといけないという理由はあるんでしょうが。

そのこき下ろしぶりが、視聴者にはバカウケですよね。

「人生の最後がコーンフレークでええわけないもんね」

「晩飯でコーンフレーク出てきたら、ちゃぶ台ひっくり返すもんね」

「コーンフレークは生産者さんの顔が浮かばへんのよ」

こんなフレーズ、ネタして聞いてなきゃ笑えないですよね。

決して「コーンフレーク」を褒めていないのに、絶妙に「コーンフレーク」が脳裏に入ってきちゃうんですよね。

なんとなく忘れている「コーンフレーク」を思い出した人が多いと思います。

そして、久しぶりに食べてみるかと思った人も多いんだと思います。

その結果、コーンフレークがバカ売れという社会現象になったというわけです。

ケロッグの公式Twitter、即座に神対応

M-1グランプリ2019でミルクボーイが優勝直後に、「コーンフレーク」を売っているケロッグが流したツィートが素晴らしいです。

正直言って、ミルクボーイのネタの中で自社の商品を散々バカにされたのに、ケロッグのこのツィートは、大人の対応ですよね。

すぐに反応したこともスゴイけど、きっとこの時点で「コーンフレーク」売れまくると読んでいたかも知れないですよね。

そう考えれば、ケロッグはミルクボーイに感謝したいと思ってもおかしくないですよね。

翌日には、ミルクボーイに「コーンフレーク」1年分進呈する神対応。

しかも、ミルクボーイのネタの内容をしっかりと盛り込んでいる凄さ。

外資系の会社らしい、ウィットに富んだケロッグの神対応が素晴らしいです。

 

ミルクボーイのネタ作りについては、別の記事で詳しく書いています。

ミルクボーイのネタ作りはこちらから

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ミルクボーイのコーンフレーク ネタのまとめ

M-1グランプリ2019で優勝したミルクボーイが、決勝で使ったネタ「コーンフレーク」が生んだ社会現象と、それを受けて神対応をしたケロッグの素晴らしさ。

この背景には、いろいろな要素があったのはわかりましたけど、素直にミルクボーイのネタ選びのセンスを評価すべきでしょう。

私は、この記事を書いていてその様に思いました。

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