AmazonのFireTVは、テレビに差し込むだけでテレビがいろいろな動画配信サービスを視聴可能になるというすぐれものです。
最近流行りの、ライブ配信などにも対応しているので、お気に入りのアーティストのライブ配信をテレビで迫力満点で楽しめるようになります。
しかも、FireTVは単体でこれらのことが可能になるので、スマホやパソコンも必要ないという便利なアイテムなんです。
この記事では、3つあるFireTVシリーズの違いや比較、どれを買えば良いのかズバリ説明しています。
FireTVの違いを比較?
FireTVシリーズには
- Fire TV Stick(スタンダードタイプ):4980円
- Fire TV Stick 4K (4K対応):6980円
- Fire TV Cube (音声対応の最上位機種):14980円
の3つの製品があります。
それでは、それぞれの違いについて説明していきます。
処理性能について
- Fire TV Stick:4コア(1.3GHz)
- Fire TV Stick 4K:4コア(1.7GHz)
- Fire TV Cube :6コア(最大2.2GHz + 最大1.9GHz)
処理性能から見れば、Fire TV Cube がダントツに優れています。
でも、配信動画を見るのにどこまで必要なのかというところと、価格とを比べてみると「4コアで十分」と言えます。
同じ4コアでもどっち?と考えますよね。
私は、2000円の差であれば、Fire TV Stick 4Kの4コア(1.7GHz)がベストセレクトだと思います。
その他の性能についても目を向けてみましょう。
メモリー
- Fire TV Stick:1GB
- Fire TV Stick 4K:1.5GB
- Fire TV Cube :2GB
メモリーも、処理には影響があるのでできるだけ余裕がある方が良いんですね。
ストレージ
- Fire TV Stick:8GB
- Fire TV Stick 4K:8GB
- Fire TV Cube :16GB
ストレージは、FireTVのアプリをインストールするための容量に影響します。
多数ある動画アプリをすべて使うとかでなければ、8GBあれば余裕ですね。
映像
- Fire TV Stick:最大1080p(HD)
- Fire TV Stick 4K:4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+
- Fire TV Cube :4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+
映像の画質は、テレビで見る場合にどれだけ高画質に対応できるかという部分です。
ただし、動画配信の殆どはHD画質でも十分楽しめます。
本体価格の差分から見ると、Fire TV Stick 4Kのコスパは良いと言えます。
オーディオ
- Fire TV Stick:Dolby Audio
- Fire TV Stick 4K:Dolby Atmos
- Fire TV Cube :Dolby Atmos
Dolby Audioは、前後左右サラウンドに対応。
Dolby Atmosは、前後左右に加えて上下方向からの音にも対応。
という違いがあり、Home Theaterと同等以上と位置づけられるので、臨場感を追求するならばDolby Atmosを選んだほうが良いと言えます。
Bluetooth
- Fire TV Stick:Bluetooth 4.1 + LE
- Fire TV Stick 4K:Bluetooth 4.2/5.0 BLE
- Fire TV Cube :Bluetooth 5.0 + LE。
Bluetooth 4.2以前とBluetooth 5には違いがあります。
Bluetooth 5では
- 「通信範囲」は、バージョン4.2の約4倍ほど拡大。
- 「転送速度」は、バージョン4.2の2倍ほど早い。
という大きな違いがあります。
FireTVにおいてBluetoothの通信をするのは、付属のリモコンでアプリの選択や音声の制御などリモコンでFireTVを操作するときの違いになり、動画の再生中にはあまり関係しません。
そういう意味では、Fire TV StickのBluetooth 4.1でも、操作感が少しもさっとするという感じくらいの違いしかありません。
おすすめはどれ?
FireTVの3シリーズについて性能面から細かく比較してきました。
性能面や価格との費用対効果などからオススメの機種をズバリ断言しますね。
ズバリオススメはこれです!
私がFireTVシリーズの中でおすすめするのは「Fire TV Stick 4K」です。
理由を説明しますね。
- Fire TV Stickとの価格差が+2000円。
- Fire TV Cubeとの価格差が-12000円。
- Fire TV Stickと同じ4コアながら動作周波数が高い。
- Fire TV Stickよりメモリーが多い。
- 内部ストレージは8GBと十分。
- Fire TV Cubeと同じ4K画質に対応している。
- Bluetooth 5に対応していて、サクサクと動く。
これらの性能差は、Fire TV Stickと2000円の差であれば、コストパフォーマンスが非常に良いと言えます。
4K機能は、テレビが対応していなければ発揮できない部分はありますが、将来買い替えがあることを視野に入れておけば押さえておきたい部分ですね。
わずか2000円の差で、Fire TV Stickよりも性能が上という点は、大きなアドバンテージです。
以前は、4Kテレビでなければ基本的な機能が全く同じという点でコスパが一番良い「Fire TV Stick」をおすすめしていました。
でも、アラフェスなどで「Fire TV Stick」だと再生が途切れることがあるという声も聞こえました。
坂本龍一などがライブ配信している「MUSIC/SLASH」でも「Fire TV Stick 4K」での視聴を推奨しています。
そうしたことを踏まえて、この記事では「Fire TV Stick 4K」をベストチョイスとしました。
セカンドチョイスは
もし、少しでもコストを抑えたいというのであれば、コスパ的にベストな「Fire TV Stick」です。
ただし、動画配信などでは問題ないようですがライブ配信では再生が途切れる可能性があるということに注意してくださいね。
絶対オススメしないのは
ほんとうに、おすすめしないのは「Fire TV Cube」です。
理由は明白
- ライブ配信を見る目的では、価格が高すぎる。
- Stick2機種と比べて、ライブ配信再生での性能差は殆どない。
つまり、コスパが良くないですね。
簡単に言うと、「Fire TV Stick 4K」にスマートスピーカーがついて、Alexa対応でリモコンすら使わないで音声で操作できるというくらいです。
ただ、Alexaが使いたいなら「Amazon Echo Show 5」があれば十分なので、あえてこの値段を出してAlexa環境を手に入れる意味は少ないと思います。
おすすめアプリは?
Fire TV Stick 4Kでは、さまざまな動画配信のアプリが用意されていて、常に増えています。
例を上げると
- Amazonプライムビデオ
- U-NEXT
- Youtube
- TVer
- hulu
- FOD
- dTV
- dアニメストア
- DAZN
- AbemaTV
- amazonミュージック
- Spotify
- GYAO
- BANDAIチャンネル
- Netflix
- AppleTV+
- Disney+
- wowowメンバーズオンデマンド
などなどですね。
これらのアプリの中で、インストールして法が良いアプリを示しますね。
無料で視聴できるアプリ
- AbemaTV
- YouTube
- TVer
- ブラウザアプリ「FireFox」「Silk」
- Spotify
- GYAO!
- cookpaoTV
- TED
- Red Bull TV
- Twitch
- AWA
- Fysta~お家で簡単フィットネス~
無料お試し期間がある動画配信
- dTV
- Hulu
- Netflix
- U-NEXT
- Paravi
- FOD
- ビデオパス
- DAZN
- スカパー!オンデマンド
内蔵ストレージが8GBあるので、これらのアプリを入れても余裕ですね。
Fire TV Stick 4Kの接続は簡単
Fire TV Stick 4Kをテレビに接続するのは簡単です。
- Fire TV Stick 4KをテレビのHDMIポートに挿入する。
- Wifiに接続する。
- アプリをインストールする。
この3つのステップだけです。
実際には細かい部分もあるので動画で見たほうが早いです。
簡単ですよね
Fire TV Stick 4Kは、4Kテレビでなくても4K機能が使えないだけで、接続するのは問題ありません。
これを使うと、電源をコンセントから取らずに、テレビのUSBポートから取れます。
延長保証をつけることが出来ます。
まとめ
FireTVの違いを比較してずばりオススメ機種とおすすめアプリについてまとめました。
- 接続の安定性や、費用対効果の面でスバリオススメは「Fire TV Stick 4K」です。
- おすすめするアプリの中で使うものを選んでインストールします。
- 接続は動画を見てから行うと、早く確実にできます。
以前は一番価格の安い「Fire TV Stick」をおすすめしていましたが、一部のライブ配信で視聴が途切れるという情報を得たので、スペック的に余裕があり価格面でも大差がない「Fire TV Stick 4K」を今ではおすすめしています。
FireTVの購入に迷ったら、この記事で検討してみてください。