近年、ドラマや映画で目覚ましい活躍を見せる上白石萌音さん。
その才能は歌唱力だけにとどまらず、演技においても幅広い表現力と繊細さで観客を魅了しています。
繊細な表現力と圧倒的な存在感で、見るものを魅了する演技派女優、上白石萌音さん。
近年では、時代劇にも積極的に挑戦し、新たなヒロイン像を築きつつあります。
2024年5月4日に放送のテレビ朝日系スペシャルドラマ「霊験お初~震える岩~」では、主演を務め、新たな魅力を放っています。
上白石萌音がドラマ「霊験お初」で魅せる、不思議な力を持つ町娘を演じる
「霊験お初~震える岩~」で上白石さん演じるのは、お初という不思議な力を持つ町娘です。
この作品は、宮部みゆきの時代小説「震える岩 霊験お初捕物控」を原作としています。
お初は、幼い頃から不思議な力を持ち、人々の心の声を聞くことができます。
ある日、お初は町で起こる連続殺人事件の被害者の声を聞き、事件解決に乗り出すことを決意します。
お初は、ある事件をきっかけに、人の心の奥底にある闇を読み取る能力に目覚めます。
しかし、その能力は時に彼女を苦しめます。
そんなお初が、与力見習いの古沢右京之介と協力して、江戸の町で起こる様々な事件を解決していくというストーリーです。
凸凹コンビの二人が、江戸の町で起こる奇怪な事件に迫っていくという、時代劇×ミステリーの要素が融合した作品となっています。
お初は、明るく前向きな性格ですが、どこか影のある一面も持ち合わせています。
また、人の心の闇を読み取る能力を持つため、周囲の人から恐れられたり、孤独を感じたりすることもあります。
しかし、そんな困難にも負けずに、真実を追い求め、困っている人を助けようとする姿は、とても魅力的です。
お初は、芯の強さと正義感を持つ一方で、どこか影のある複雑なキャラクターです。
上白石萌音さんは、お初の持つ二面性を繊細に表現し、観る者を惹きつける演技を見せています。
上白石萌音の過去時代劇作品
改めて、上白石萌音さんの時代劇の出演歴を見ていくと、かなり出演していたことに驚きます。
- 2011年11月『江〜姫たちの戦国〜』:最終回に和(徳川和子) 役で出演
- 2013年9月『舞妓はレディ』:京都の架空の花街で舞子の修業をする物語で上白石萌音さんが演技以外に歌も踊りも評価を集めた作品
- 2018年10月『西郷どん』:第39回、第46回、最終回に西郷清 役で出演
- 2019年11月『赤ひげ2』:第2回「優しさと嘘と」に、おりつ 役で出演
- 2019年12月『怪談牡丹燈籠』:お露 役で妖怪役でワイヤーアクションも演じた
- 2021年3月『青天を衝け』:篤君(天璋院) 役で出演
- 2021年12月『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』:お岸 役で出演し三味線演奏も披露
こうして振り返ると、結構時代劇に出演していますね。
私は『舞妓はレディ』で頑張る姿も好きだけど、『怪談牡丹燈籠』で妖怪になっちゃう萌音ちゃんも好きですね。
でも、怖くて夜は『怪談牡丹燈籠』は見ないですけどね。
上白石萌音の時代劇での評価は
上白石萌音さんの時代劇での演技は、その表現力の豊かさとキャラクターへの深い没入により、高い評価を受けています。
彼女は、キャラクターの内面を丁寧に表現し、視聴者を物語の世界へと引き込む力を持っています。
時代劇評論家からは、「上白石さんは、時代劇の舞台にも自然と溶け込み、その美貌と演技力で作品に華を添えている。
今後の時代劇女優としての活躍が期待される」といった高い評価を得ています。
上白石萌音さんの時代劇での演技は、以下のような点で評価されています。
- 時代劇特有の言葉遣いや所作を自然と演じこなせる
- 持ち前の明るさや芯の強さを活かした演技で、時代劇のヒロイン像に新たな風を吹き込む
- 繊細な感情表現で、キャラクターの心情を丁寧に表現する
上白石萌音さんの時代劇演技は、芯の強さと瑞々しさの両方が評価されています。
現代劇とは異なる時代背景や言葉遣いを自然に表現し、キャラクターに説得力を持たせる力があります。
また、持ち前の明るさと優しさで、時代劇作品に温かみをもたらす存在としても評価されています。
まとめ
上白石萌音さんは「霊験お初」で主役を務め、その演技は時代劇の枠を超えて高い評価を得ています。
過去の時代劇出演作でも、彼女の演技力は注目され、視聴者からの支持を集めています。
近年時代劇にも積極的に挑戦しており、その演技力で高い評価を得ています。
2024年5月4日に放送のテレビ朝日系スペシャルドラマ「霊験お初~震える岩~」では、主演を務め、新たな魅力を放っています。
時代劇ファンはもちろん、上白石さんの演技ファンも必見の作品です。
時代劇における彼女の演技は、その独特の魅力と共に、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。