「恋つづ」が大ヒットしたのは、超イケメンの佐藤健さんの存在が大きいのは確かですが、主演の上白石萌音さんの見事すぎる演技力が引っ張っていた事も確たる事実だと思っています。
上白石萌音さんの演技はいまいち人気が無かったんですが「恋つづ」の主演をしたことで、見事な演技力が知れ渡るんじゃないかなと期待してるんです。
上白石萌音さんの演技力としてのうまさや、下手と言われる評価が少ない理由について調べて、私の期待が間違ってないか確かめてみました。
演技うまいの声が多い?
上白石萌音さんは、すでに出演していた「舞妓はレディ」や「ちはやふる」の頃から演技力についての評価は高かったんです。
もちろん、上白石萌音さんの演技は下手という声があることも確かですよ。
そんな中でも、上白石萌音さんは演技派の女優として評価が高いことも事実なんです。
その証拠に、上白石萌音さんは2011年に「第7回 東宝シンデレラオーディション」で芸能界デビューして、2014年の映画「舞妓はレディ」で初主演した上に、数々の賞を受賞しているんですよ。
- 第26回山路ふみ子新人女優賞
- 第19回日本インターネット映画大賞 日本映画部門 ニューフェイスブレイク賞、ベストインパクト賞
- 全国映連賞 女優賞
- 第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞
こんなに色々賞を受賞していても、おごることがないのが上白石萌音さんの良いところ。
それにしても、舞妓さん姿の萌音さん可愛かったですよね~
その後も
- 『君の名は。』で、第11回声優アワード 主演女優賞
- 『溺れるナイフ』『ちはやふる−上の句−』『ちはやふる−下の句−』で、第26回日本映画プロフェッショナル大賞 新進女優賞
というように、数々の賞を取っています。
上白石萌音さんの演技力は、こんなに高い評価を受けている実力派の女優さんなんです。
上白石萌音さんのファンは、しっかりと演技力を評価していますよね。
この演技上手いという声の中には、「歌がうまい」という声もありますよね。
恋つづヒロインの裏側?
上白石萌音さんの魅力については、田舎っぽい顔立ちで「芋っぽい」と言われるほどの「どこにでもいそうな普通の女の子」と見えるところだと思っています。
上白石萌音さんが「恋つづ」の主演に抜擢されたのは
上白石萌音さんはもともと上品な方なので、イヤミなく等身大の恋する主人公を演じていただけるんじゃないかと思いました。
とプロデユーサーの宮崎真佐子さんが、抜擢の理由を話していました。
「恋つづ」で多くの女性ファンが感じたのは、上白石萌音さんの演技に嫌味を感じることなく応援したくなるところだと思っています。
どこにでもいそうな普通の女の子が超イケメンの彼氏とラブロマンスを演じる姿って、美男美女の演じるラブロマンスと違って、自分との距離感がとても近くに感じられるんじゃないかなと思います。
もちろん、上白石萌音さんの高い演技力もさることながら、彼女の人としての魅力が素晴らしいからじゃないかと言ったら、褒めすぎになっちゃいますかね。
でも、きっとそういうところなんだと思います。
そんな、上白石萌音さんの魅力が気になったら
恋つづで見せた演技力
上白石萌音さんが「恋つづ」で見せた演技力を、次の視点で考えてみましょう。
- 自然体な芝居
- 感情いっぱいの表現力
- 声の演技力
それでは、順に説明していきますので気になるところをご覧ください。
自然体な芝居
「恋つづ」のプロデユーサーが語る上白石萌音さんの魅力には「等身大の恋する主人公を演しられる」というのがありました。
「恋つづ」の中で、上白石萌音さんの演じる「七瀬」は、これでもかというドジを繰り返すダメキャラです。
上白石萌音さんが演じると、ドジキャラもキラキラしてくるから凄いんですよね。
ファンの皆さんも、ホントよく見ていますよ。
上白石萌音さんの、イヤミなくわざとらしさも微塵も感じさせない自然すぎる演技。
上白石萌音さんが視聴者の心を鷲掴みにしていくのが伝わってきますよね。
実際、見ていても
え~またやってる?まじ?と思いながらも、上白石萌音さんがキュンキュンしているシーンでハートを持って行かれちゃいますよね。
マジで、演技がうまいですよね。
感情いっぱいの表現力
「恋つづ」のなかでどこが一番思い出に残るシーンと言われれば、このシーンですよね。
もう、いじらしいというか、切なすぎる七瀬のあの表情。
「もし私があれとったら、ずっと一緒に居てください」って、ほんとたまらないですよね。
結局身を引いていくのが分かっているのに、見ていても引き込まれる名演技でしたよね。
このシーンは、本当に泣けてきましたよ。
このシーンでの上白石萌音さんの、七瀬の切ない心を見事に表現する表現力は演技力の証ですよね。
上白石萌音は、最高ですよ。
声の演技力
話は変わって、アニメ作品の「君の名は。」で宮水三葉の声優をした時の話になります。
声優って、アニメシーンに合わせて声を合わせているだけじゃ駄目なんです。
声で持って演じる役柄のすべてを表現する力が必要となるんです。
「君の名は。」で、声の表現力をいかんなく発揮した上白石萌音さん。
上白石萌音さんは、「恋つづ」でも声の出し方や声色を回ごとに七瀬と天堂との距離感に合わせて変えていたそうです。
その声の変化について、上白石萌音さんは
- 天堂先生との距離がある最初の頃は、声よりも魂が先走っている感じのトーンを探した。
- 天堂線との距離が近づいてきた中盤では、声色を替えて七瀬の成長を表現した。
上白石萌音さんは、演技の中にこうした細かいところまで意識して役を表現していたなんて素晴らしいですよね。
声だけですべてを表すこのシーンも感動モノですよね。
最後の頃は、きっと天堂先生との距離に合わせた声色になっていたと思えますね。
時代劇でも演技力を発揮する
上白石萌音さんは、時代劇での演技において高い評価を受けています。
特に、テレビ朝日ドラマプレミアムで放送された宮部みゆき原作のスペシャルドラマ『霊験お初~震える岩~』での主演は、彼女の時代劇での演技力を際立たせました。
このドラマでは、上白石さんが演じるヒロイン・お初は、普通の人間には見えないものが見え、聞こえない声が聞こえる不思議な力「霊験」を宿す役どころです。
お初はその力を使って、与力見習いの古沢右京之介(京本大我さん演)と共に江戸の連続殺人事件の謎に挑みます。
上白石さんの演技は、和の雰囲気を持つヒロインとしての自然な所作や、時代背景に合った言葉遣いで、視聴者からの支持を集めています。
また、彼女の持ち前の明るさと優しさが、時代劇作品に温かみをもたらす存在としても評価されています。
宮部みゆき氏は、上白石さんと京本さんについて「今もっとも新鮮なパワーをお持ちの役者さん」と評し、上白石さんを「萌音さん、時代劇でも可愛い!」と絶賛しています。
このように、原作者からの高評価も得ており、上白石さんの時代劇での演技力は、多くの人に認められていることがわかります。
演技力が下手の評価がない理由は?
上白石萌音さんにも、多少は「演技下手」という声もあります。
でも、圧倒的に多いのは「演技上手い」なんです。
それは一体何故なのかと考えたときに、子供時代から音楽や踊りに慣れ親しんできたことがあるのではと思いました。
- 上白石萌音さんは、ピアノの先生の母親の影響もあり3歳からピアノを習い始めています。
- 小学生時代には、メキシコで3年ほど生活しました。
- 小学生時代から、ミュージカルのスクールに通っていました。
こうした子供時代から歌や踊り、ミューカルの経験などが、今の上白石萌音さんの演技力の原点になっていると思えます。
上白石萌音さんがモテる理由は、性格の良さや人柄の良さじゃないということをエピソードを交えて説明した記事が別にあります。
上白石萌音の演技評価は?
上白石萌音さんは、その多彩な表情と独特の芝居スタイルで注目を集めています。
どのように評価されている?
彼女の演技力については、以下の点が評価されています。
- 自然な表現力
- ドキュメンタリー感覚の演技
- 共演者との相性
それぞれについて詳しく見てみましょう。
自然な表現力
上白石萌音さんは「のびのびと」と形容されるほど、コロコロと変わる表情と小柄ながらも身体を大きく使った勢いのある芝居を披露しています。
彼女のキラキラとした表情は、視聴者を引き込む要因の一つです。
ドキュメンタリー感覚の演技
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』での彼女の演技は、演出家の安達もじりからも称賛されています。
「お芝居の域を超えて、安子として生きていると感じました。
まるでドキュメンタリーを撮っているような感覚になりました」とのコメントがあります。
共演者との相性
役所広司さんや山崎賢人さん、竹内涼真さんなどの人気若手俳優との共演でも話題になりました。
総じて、上白石萌音さんは愛される役者であり、その演技力は多くの視聴者に高く評価されています。
まとめ
上白石萌音さんの演技力がどの様に評価されているのかについて調べてみました。
- 「舞妓はレディ」で主演デビューしてから、数々の賞を取っていた。
- 芝居だけでなく、歌もうまい。
- 「イヤミなく等身大の恋する主人公を演じられる」と恋つづの主演に抜擢された。
- イヤミなくわざとらしさも微塵も感じさせない自然すぎる演技が評価されている。
- 七瀬の切ない心を見事に表現する表現力は演技力の証。
- 声だけですべてを表すことができる。
- 子供時代から歌や踊り、ミューカルの経験が今に活かされている。
上白石萌音さんの素晴らしい表現力に裏打ちされる演技力は本物だと感じられました。
これからも、いろいろな役にチャレンジして演技力の幅を広げてほしい女優さんです。