女優で歌手の柴咲コウさん。
最近では、連続テレビ小説『エール』で双浦環役を演じています。
柴咲コウさんは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演を努めた時に、「演技が下手すぎ」と酷評されていました。
柴咲コウさんほどの女優さんが、「演技が下手」と言われるのは解せないと思い理由を調べてみました。
実際演技は下手なのか?
柴咲コウさんが「おんな城主 直虎」が、主人公の直虎を演じました。
この時に、柴咲コウさんは「演技が下手」と噂が広がりました。
演技が下手と言われる理由
柴咲コウさんの演技が下手と言われる理由は、次の2つです。
主演作が意外に少ない
柴咲コウさんは多くの話題作に出演していますが、単独主演作は意外に少ないです。
例えば、大河ドラマ「おんな城主 直虎」では主人公の直虎を演じていましたが、その前に単独主演した作品は限られています。
過去の出演作品での評価
柴咲コウさんは過去の出演作品で名演を披露してきました。
映画「GO」では日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞など多くの賞を受賞しています。
また、ドラマ「GOOD LUCK!!」では最高視聴率37%を記録する大ヒットドラマに出演し、ヒロインを演じていました。
演技が上手いと言われる理由
続いて、演技が上手いと言われる理由を考えてみましょう。
強気な役にハマる
柴咲コウさんは強気な役の方が演技がハマることがあります。
例えば、ドラマ「Dr.コトー診療所」では、ヒロインの看護師役で出演し、警戒心MAXの演技が印象的でした。
また、映画「GO」でも同様の強気な演技が評価されました。
音楽ユニット「KOH+」の主題歌
柴咲コウさんが出演した「ガリレオ」シリーズでは、音楽ユニット「KOH+」が主題歌を担当しており、その音楽が作品に一層の魅力を加えています。
柴咲コウさん程のキャリアがあるのに、今更「演技が下手」と言われても、正直解せないですよね。
ただ、調べていくと納得できるような理由が見えてきました。
演技力には定評がある?
柴咲コウさんは、多くの作品に出演してきて演技力には高い評価を得ています。
柴咲コウさんの演技力について、次の視点で書いています。
- 主演作が意外に少ない?
- 出演作品は?
- 演技が評価されブレイクしたのは?
主演作が意外に少ない?
1981年に生まれた柴咲コウさんは、14歳の時にスカウトされたけど父親の反対でデビューは1999年からでした。
過去、出演した話題作を振り返ると
映画は、「バトルロワイヤル」「GO」「黄泉がえり」「着信アリ」
ドラマは、「空から降る一億の星」「GOOD LUCK!!」「Dr.コトー診療所」「オレンジデイズ」「ガリレオ」
等が挙げられます。
ところが、いろいろな作品にでている割には、柴咲コウさんは単独で主演をした経験が意外と少なかったんです。
もちろん、複数で主演した経験は多いです。
柴咲コウさんが、単独で主演したドラマは
2015年の「○○妻」
2017年の「おんな城主 直虎」
だけでした。
これって、柴咲コウさんの経歴から見ると、意外だと感じますよね。
出演作品は?
もう一度、柴咲コウさんの出演作品を見直してみましょう。
■ドラマ
- 「shin-D」(1999)
- 「L×I×V×E」(1999)
- 「ブラック・ジャック」(2000)
- 「伝説の教師」(2000)
- 「空から降る一億の星」(2002)
- 「GOOD LUCK!!」(2003)
- 「Dr.コトー診療所」(2003)
- 「オレンジデイズ」(2004)
- 「ガリレオ」(2007)
- 「外交官 黒田康作」(2011)
- 「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(2013)
- 「信長協奏曲」(2014)
- 「○○妻」(2015)
- 「おんな城主 直虎」(2017)
- 「dele」(2018)
- 「坂の途中の家」(2019)
- 「エール」(2020)
■映画
- 「東京ゴミ女」(2000)
- 「バトル・ロワイアル」(2000)
- 「GO」(2001)
- 「黄泉がえり」(2003)
- 「着信アリ」(2004)
- 「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)
- 「メゾン・ド・ヒミコ」(2005)
- 「県庁の星」(2006)
- 「嫌われ松子の一生」(2006)
- 「日本沈没」(2006)
- 「どろろ」(2007)
- 「舞妓Haaaan!!!」(2007)
- 「少林少女」(2008)
- 「容疑者Xの献身」(2008)
- 「食堂かたつむり」(2010)
- 「大奥」(2010)
- 「青天の霹靂」(2014)
- 「喰女-クイメ-」(2014)
- 「信長協奏曲」(2016)
- 「ねことじいちゃん」(2019)
- 「燃えよ剣」(2020)
やはり、たくさんの作品に出演しています。
演技が評価されブレイクしたのは?
柴咲コウさんは1999年のデビュー以降積極的に出演をしてきましたが、ブレイクしたのは2001年の映画「GO」でした。
柴咲コウさんはこの映画で数々の賞を受賞しています。
日本アカデミー賞、最優秀助演女優賞、第23回 ヨコハマ映画祭 最優秀助演女優賞など全部で10の賞を受賞して、演技力の高さを裏付けされました。
私は「黄泉がえり」の RUI 役ですね。
この作品では主題歌も担当しています。
その後の「少林少女」で抜群の運動神経も見せてくれました。
柴咲コウさんは、割と強い役が似合うような気がします。
演技力の評価
そろそろまとめてみようと思います。
柴咲コウさんの演技を酷評する人の意見は
- 演技がくさい
- 三浦春馬や高橋一生と比べると演技下手
- 直虎とイメージが合わない
この中で特徴的な意見は、「直虎とイメージが合わない」という所。
直虎は女性ながら戦国乱世の中で当主ということは、「戦国乱世」にフォーカスすると荒々しい中で投手に収まる以上、女性ながら荒々しい性格であろうと思えるところへ、柴咲コウさんとイメージが擦り合わないということになるんではと考えます。
一方、柴咲コウさんの演技を評価する人の意見は
- 演技もうまいし歌もうまい
- 昔のドラマで演技力は知っているから、安心して見られる
- 直虎の今後の展開が楽しみ
柴咲コウさんの演技を評価している人たちは、一様に「演技力を評価」しているところですね。
少なくとも、柴咲コウさんの出演作はヒットしていることから、彼女の演技力は紛れもなく評価されているというところだと思います。
演技力の評価が低い理由
柴咲コウさんの「おんな城主 直虎」で演技が下手と評価されたのは、「役どころ」と「演技力に評価ある」というところではないかと思われます。
「役どころ」が該当する理由
役者が演じる役どころは、作品によって事前に決まっています。
ということは、役どころへの配役が妥当かということだと思います。
配役される人物像と会わないと、「演技下手」という意見が出ちゃいます。
柴咲コウさんが光るのは、力強い人物を演じるときです。
「おんな城主 直虎」の評価が悪かったのは、まだ前半の頃だったので、ドラマが終盤に入って、成長を遂げて強くなった直虎のころは、それほど評価は悪くなかったと思っています。
「演技力に評価がある」が該当する理由
役者の演技力に評価がある場合、配役のミスマッチ状態の場合、なまじ演技力への期待が高いだけに、期待を裏切られた感じが強くなります。
つまり、なまじ演技力があるだけに、期待値と見た目のギャップの差が、アンチな意見に繋がりやすいんですね。
まとめ
柴咲コウさんが「おんな城主 直虎」に出演した際に「演技が下手すぎる」という声が出ていたんですが、調べていくと「演技力の評価が高い」ということ意外見つかりませんでした。
そこで、「おんな城主 直虎」の時の柴咲コウさんの演技力の肯定派と否定派の意見を整理して分析してみると、演技力を酷評された理由は「役どころ」と「演技力の評価の高さ」が起因していると気が付きました。
結論から言えば、多くの方が柴咲コウさんの演技を評価しているところが答えだと思っています。
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