2023年1月15日開催の「全国都道府県対抗女子駅伝」で、１７人抜きと区間新を記録したドルーリー朱瑛里選手。
地元・岡山で1月29日に開催された市町村対抗駅伝「晴れの国岡山駅伝」でも3人抜きで、２位と３７秒差のぶっちぎりを記録しました。
ドルーリー朱瑛里選手の身長や体重はランナー向きの数値なんでしょうか？
彼女の走り方や速さの秘密についても調べてみました。
ドルーリー朱瑛里の身長体重はランナー向き？
ドルーリー朱瑛里選手の身長は、１５７cmと言われています。
日本女性の２０代の平均身長は「157.5cm（令和元年）」となっているので、ドルーリー朱瑛里選手の身長157cmというのは低いというわけではないですね。
ドルーリー朱瑛里選手が記事執筆時点で15歳ということは、まだ伸びしろも残されていると見ていいですよね。
拓殖大のエース不破聖衣来さんの身長は１５４ｃｍしか無いようですから、マラソンランナーにとって身長の高い低いはあまり意味がないようです。
ドルーリー朱瑛里の体重は？
ドルーリー朱瑛里選手の体重については公表されていないようです。
マラソンランナーにとって身長体重比（BMI)には、理想値があるそうです。
日本女子のマラソンのトップランナーのBMI値は16～21の範囲にあると言われています。
このBMI値を、ドルーリー朱瑛里選手に当てはめてみましょう。
BMIの計算式は、BMI＝ 体重kg ÷ (身長m)2
ドルーリー朱瑛里選手の推定体重は
- BMI＝16：30.0304kg
- BMI=17：31.9073kg
- BMI=18：33.7842kg
- BMI=19：35.6611kg
- BMI=20：37.538kg
- BMI=21：39.4149kg
となるので、30kg～39kgの間にあるのではと想像できます。
ちなみに、不破聖衣来選手の場合は「身長154cmで体重37kgなのでBMI値は16」となっています。
ドルーリー朱瑛里選手の場合も、BMI値が16近くであれば体重も30kg程度の可能性もあります。
マラソンランナーの場合、体重も重要な要素になります。
ドルーリー朱瑛里の走り方や速さの秘密は？
マラソンランナーの走り方には、2つの走法があります。
ピッチ走法
「ピッチ走法」において初心者ランナーは1分間に160～180回、足を蹴り出すと言われています。上級者になるとピッチが200を超える事もあります。速く走りたくて、ついついピッチを上げようとしてしまうかもしれませんが、無理は禁物です。
https://www.exeo-marathon.com/topics/run_p_s.html
歩幅を小さく足を速く蹴り出す「ピッチ走法」は、海外の選手に比べて背が低く足の短い日本人向きの走法だと言われ、筋力の弱い人にも適しています。そのため、日本ではアスリートだけではなく市民ランナーにもピッチ走法を取り入れている人が多くなっています。プロでは高橋尚子選手や瀬古利彦選手がピッチ走法を採用しています。
ピッチ走法は、歩幅を取りにくい低身長のランナー向きの走法ですが早く走るために腕のふりを早くする必要が出ます。
また、腕のフリに合わせたリズミカルな呼吸も大事なポイントになります。
ストライド走法
「ストライド走法」とは歩幅のことで、初心者ランナーのストライドは一般に75～100ｃｍ前後と言われ、上級者になれば160ｃｍ以上になります。 歩幅を大きくして走る「ストライド走法」では、足の回転がピッチ走法より若干遅くなり、歩数は少なくなります。速く走りたくてストライドを大きく取ろうとしてしまうかもしれませんが、フォームが崩れやすくなりますので無理は禁物です。また、体への負担が大きく筋力の強い人に向いた走り方なので、初心者は筋力トレーニング等で事前に体を作り上げる必要もあります。ストライド走法のプロには、野口みずき選手や中山竹通選手がいます。
https://www.exeo-marathon.com/topics/run_p_s.html
ストライド走法は、高身長の選手ほど歩幅が広がりスピードに乗りやすい。
ただし、歩幅を広げると体の上下動も大きくなり着時の衝撃も大きくなる欠点もあります。
ドルーリー朱瑛里の走法は？
ドルーリー朱瑛里選手の走法が、ピッチなのかストライドなのかが気になります。
1月29日に開催の「晴れの国岡山駅伝」の情報を見てみると
５位でタスキを受けたドルーリーは、流れるようなストライド走法で３人を抜き、３区区間新記録の９分４０秒の快走を見せます。
https://www.fnn.jp/articles/-/478049
と報じられているので、ドルーリー朱瑛里選手はストライド走法と思われます。
ドルーリー朱瑛里の速さの秘密
ドルーリー朱瑛里選手は、幅の広いストライドをより多く繰り出すことでスピードを上げる方法なんでしょう。
ストライド走法の場合には、下半身の筋力アップと股関節の柔軟性が大事な要素になります。
ドルーリー朱瑛里選手は小学４年の頃から津山ジュニア陸上競技教室に通っていたので、基礎的なトレーニングを積んできたと思います。
ドルーリー朱瑛里選手の強さの秘密は、体の伸びしろが大きい小学生時代から体つくりをしてきたことかもしれません。
ドルーリー朱瑛里の身長体重はランナー向きのまとめ
ドルーリー朱瑛里の身長体重はランナー向き？走り方や速さについても調べてみました。
身長は１５７ｃｍとわかっていますが、体重については不明です。
トップランナーのBMI値を合わせてみると３０kg～４０kgあたりで、現在の速さから見ると３０kgという可能性も考えられます。
ドルーリー朱瑛里選手の走法は、ストライド走法です。
小学４年から地元のスクールに通い体つくりをしてきたことが、ドルーリー朱瑛里選手の速さの秘密かもしれないですね。
