神奈川県の黒岩知事は25日に、新たな緊急医療体制「神奈川モデル」を発表しました。
神奈川県では、全国に先駆けてLINEを利用した「パーソナルサポート」の開始や、最前線で活躍している医療スタッフを応援する「コロナファイター」など、コロナウィルスへの対応を積極的に進めています。
これら対策によるコロナ対策「神奈川モデル」ついて調べてみました。
緊急医療体制「神奈川モデル」とは
神奈川県では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号で発症した多数の患者を受け入れた経験を踏まえて、神奈川県独自の重点医療機関を設置して新型コロナウィルスの中等症患者を集約して対応する仕組みを作りました。
重点医療機関は、神奈川県内の複数の病院の協力で指定しました。
酸素投与などが必要な中等症が100人を超える「移行期」に入った段階で集中的に対応する240~2500床を確保する予定で、仮設病棟の整備も準備しています。
人工呼吸器などが必要な「重症者」は高度医療機関が担当することになります。
オーバーシュートになると、地域医療の崩壊につながるので先手を打ったということになります。
パーソナルサポート
神奈川県では、LINEを使った「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」を運用しています。
このQRコードを読み込むことで、友達登録が出来ます。
登録後、いくつかの質問に答えると利用可能になります。
登録が完了すると、定期的に症状の様子を聞いてくるので、答えていると適切なアドバイスが届きます。
また、新型コロナウィルスに関する最新の情報が届くので安心です。
コロナファイター
神奈川県では、新型コロナウイルス感染症の対応に追われている医療従事者を「コロナファイター」とよんで、SNSで県民にエールで支援を呼びかけています。
がんばれコロナファイターズのステッカーダウンロードはこちらから
「マイME-BYOカルテ」アプリ
神奈川県では、毎日の健康状態を簡単に調べてアドバイスをしてくれるアプリを開発して、配布を開始しました。
こちらは無料で利用できます。
「マイME-BYOカルテ」アプリの説明やダウンロードはこちらから
かなちゃんTV
神奈川県では、知事の発表や新型コロナウィルスに関する情報を、ユーチューブを使って公開しています。
まとめ
神奈川県は、全国に先駆けて「神奈川モデル」の策定に力を入れて、新型コロナウィルスの万円防止に力を入れています。
LINEを使った「パーソナルサポート」は私も登録していますが、1日おきくらいに今の状態はどうですかと聞いてくるので、3つほど答えるだけですぐにアドバイスが返ってきますし、最新情報も流れてくるので安心です。
こうした、神奈川県の取り組みは安心できるものと感じています。
緊急事態宣言が発令された神奈川県で、何が変わるか詳しく書いた記事が別にあります。
緊急事態宣言が出されたら、買い物に行けるのかということを別の記事で書いています。