いよいよ、全国一斉の臨時休校が始まります。
子どもたちが自宅待機となった場合、感染を避ける過ごし方って実際どういうことなの?
そうなんですよ。
せっかく自宅待機になっても、感染を避ける方法がわかってないと意味ないですよね。
そこで、臨時休校で自宅待機の時に、感染リスクを減らす過ごし方を調べてみました。
休校で自宅待機で感染を避けるには
学校のように集団で過ごす時間がないのと、自宅で家族とだけで過ごすのとどちらが安全なのかって言われれば、自宅待機の意味合いも理解できますよね。
でも、自宅が本当に安全かと言えば、疑問符が点灯しません?
なぜなら、家族の誰かは外に出るので、外で感染してくる可能性は否定できないですよね。
でも、自宅待機なら家族から感染しても、拡散は家庭の中にとどまります。
学校に行っていたら、学校でさらに拡散してしまうこともあり得るわけです。
自宅待機で感染を避けるには
自宅待機の意義はこの辺にしておいて、自宅待機で感染を避けるには。
政府からは「換気が悪く、人が密集するような空間に集まることを避ける」と言われています。
「換気」することで、空気中の細菌の密度を減らせるので、換気による感染予防効果は期待できるでしょう。
従来から発表されていることをまとめると
- 2~3時間毎に換気をする
- 外から戻ったら、20秒くらいの手洗いをする。
- 外から戻ったら、うがいをする。
- 食事の前にも、手洗いをする。
- 毎日、良く触るところはアルコール消毒する。
- 咳をするときは、人に向かってしない。
家族に感染の疑いがある時
万が一、家族の誰かがコロナウィルスの感染の可能性が見られたときには
政府が発表した対応の8つのポイントは次の通り
- 部屋を分けましょう
- 感染者のお世話はできるだけ限られた方で
- マスクをつけましょう
- こまめに手を洗いましょう
- 換気をしましょう
- 手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
- ゴミは密閉して捨てましょう
これらは、インフルエンザやノロウィルス時の対応と同じで、特に新しいことはありません。
落ち着いて対応しましょう。
公園や学校の校庭は平気?
臨時休校で自宅待機と言われても、1日中家の中にいるとか、友達にも会えないとなると子どもたちにとってはストレスになりかねないです。
公園や学校の校庭で遊ぶ時
学校は臨時休校期間中でも、自治体によっては校庭を開放しているところもあります。
公園や校庭で遊ぶ時の注意点としては
- 時間を決めておく
- 咳や発熱などの症状があるときは出かけない
- できる限り少人数単位で活動する
- 遊具は接触感染リスクがあるのでなるべく触らない
何でもかんでもだめと言っても始まらないので、感染と拡散のリスクを減らすということに着目しましょう。
もし遊具に触ったら、除菌ティッシュのようなもので手を拭くか遊具を拭くとか、すぐに手洗いさせるとか、思いつく除菌対応を心がけるだけでも変わると思います。
友人宅に行く、友人を呼ぶ
なるべく少人数単位で集まるようにしましょう。
また、お互いに体調の様子をよく見て判断してもらうようにしましょう。
また、屋内に入ったらまずは手洗い・うがいをしてもらいましょう。
お互いに「感染と拡散」を防ぐという意識に着目しましょう。
おじいちゃんやおばあちゃんと会える?
孫が自宅にいるとわかれば、祖父母は絶対に会いに来たがりますよね。
でも、高齢者の致死率はとても高いので、コロナウィルスの状況がもう少し安定するまでは、祖父母の来訪はお断りするのが安全です。
そうは言っても、仕事の関係で祖父母の支援が必要な場合もあります。
なので、ケースバイケースの判断で対応するしか無いです。
できるだけ、学童クラブの活用や、学校での受け入れある地域では利用するなど、祖父母の応援は最終手段と考えるようにしましょう。
お出かけするときは
政府は、密閉空間など換気が悪く、人が密に集まって過ごすような場所が集団感染の共通点と言っています。
現在集団感染が起こりやすいと言われているところ
- スポーツジム
- 屋形船
- ビュッフェスタイルの会食
- 雀荘(じゃんそう)
- スキーのゲストハウス
- 密閉された仮設テント
集団感染の共通点と言われていること
- 換気が悪い
- 人が密に集まって過ごすような空間
- 不特定多数が接触するおそれが高い場所
これらの発表を踏まえて、多くのイベントやアミューズメントパークが開催中止や休業という形で対応しています。
せっかく臨時休校で自宅待機で感染リスクを減らしたのに、あえて注意喚起されているところへ出かけて、感染リスクを再び上げるようなことは避けるのが良いでしょう。
天気の良い日には、家族で遊具よりも自然が多い森林公園や、眺めの良いところに出かけるのが、気分転換にもなって良いと思いますよ。
臨時休校で自宅待機の時の家庭での過ごし方については、別の記事で書いています。
まとめ
全国一斉に学校が臨時休校になって、冬休み機関も含めると1ヶ月以上も自宅待機となる間、子どもたちのコロナウィルスの感染のリスクを下げながら、ストレスを発散することは大変だと思います。
今回、自宅や公園などでの感染リスクを減らすこと、意外と盲点な祖父母との接点。
これらについて、あくまでも「感染予防と拡散防止」の2点に注意することで、なんとなく乗り切れそうな気がします。
あとは、長期になるので、お子さんやご両親ともにストレスがたまらないことが大事だと思います。